ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

ミニマリストになるとアリエッティは引っ越しちゃうよ?

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最近、部屋の中がとても静かだ。夜中に蝉がなくことはないし、犬たちの鳴き声も聞こえない。うるさい人間もいない。時折、聞こえてくるのは虫のこえと突然のラップ音のみ。ラップ音!

 

そう、僕のうちではラップ現象が起きるのだ。きっと目に見えないなにかがいるんだね。座敷わらしとかね。あれがいると幸せになるっていうね。僕は幸せじゃないからから、きっとそこにいるのは座敷わらしではない。ラップ音の原因はもちろんわかっていて、それは僕の家が木造住宅だから。木ってきしむんだよね。メリッていう音がする。この音を「家鳴り」というそうだ。

 

家鳴、家鳴り、鳴家(やなり)は、日本各地の伝承にある怪異の一つで、家や家具が理由もなく揺れ出す現象。


鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では、小さな鬼のような妖怪がいたずらをして家を揺すって家鳴を起こしている絵が描かれているが、現代では西洋でいうところのポルターガイスト現象と同一のものと解釈されている。


なお、現代でも温度や湿度等の変動が原因で、家の構造材が軋むような音を発する事を「家鳴り」と呼ぶ。特に建材が馴染んでいない新築の家で起こることが多く、ひどい場合は欠陥住宅として建築会社と家主がトラブルになることもある。

出典:家鳴 - Wikipedia

 

小さな鬼の妖怪はいないにしろ、借りぐらしのアリエッティくらいいたら楽しい。彼女たちは普段はできるだけ人間に見つからないように生活している。だから出会ったことがないだけなのだ。きっとそうだ。まあ、僕のうちには他人に貸すほどモノはないのだけれど。

 

僕のうちは木造であれるが、土壁のうちであもある。これも自然のものだから、温度や湿度などに影響され変化する。木であればミシッと音がするだけですむが、土壁は写真のように隙間があいてしまう。

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まあ、こういう状態になっているのは屋根裏なので生活するぶんには問題はない。こういう状態をみるとデメリットのように思えるが、もちろんメリットもある。土壁は湿気を吸い取ったり逆に放出したりするので、快適に暮らせるのだ。土壁が湿度調整をしてくれるってことね。だから加湿器も除湿機も必要ない。むかしの人の知恵は凄いと思う。

 

ところで「昔は土壁を食べていた」という話を聞いたことがあるだろうか?僕は明治生まれのおばあちゃんからそんな話を聞いたことがある。子どもだった僕は疑いもしなかった。素直に「土って食べられるんだ」と思っていた。だけども大人になって冷静に考えるとにわかには信じがたい。グーグル先生に聞いてみと確かにそういう話はあるみたいだ。そういえば昔、テレビでそんな場面を見たような気もする。裏山の土を手にしては食べている老婆の姿が記憶の片隅にある。

 

あまりミニマリストとは関係ない話になってしまった。昔の人の知恵を借りればモノを少なくすることはできそう。土壁があれば加湿器も除湿機も不要。お腹が空けば、それを食べればよい。