ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

冷え性対策と改善方法

 

バスソルト

僕は冷え性だ。会社に着いて自分の机に座った直後くらいが一番ツラい。特に足先がツラい。足元が冷たいと体全体が冷えている気がする。なんとかして足を温めたい。行儀が悪いとは思いつつ、片足を上げ、椅子と内腿の体温で足先を温める。じんわりと足先が温まる。オレってあったかい人間なんだな。足先は冷たいけど。

 

最近は冷え性対策として、きちんと湯船に浸かるように心がけている。ここ数年はほとんどシャワーだけで済ませていた。頭と体を洗うだけならそれで充分だし、それで体も充分温まると思っていた。

 

夏ころの話だ。僕はクーラー病になった。そして汗をかけなくなった。そんなことを美容院で話すと、ここぞとばかりにバスソルトを勧めてきた。硫黄臭の強すぎるバスソルト。火山の真ん中にいるような気にさせられる。温泉の素、、、もっとオシャレな呼び方があそのバスソルトと毎朝のウォーキングのおかげで僕は汗をかけるようになった。そのときの季節は夏であったので、汗をかけるようになった僕はそれ以降、バスソルトを使うことはなかった。

 

 

そして季節は冬になり、僕は例年の如く冷え症になった。

 

「そうだ、バスソルトがまだあったはずだ」

 

そう思った僕は、まず苦手な風呂掃除を懸命に行った。それだけで体は温まったので、風呂に入るのはやめようかと思ったが、それでは意味がないことに気づき、風呂に湯を張った。そして、夏以来の湯船に浸かった。熱い。我慢しながら湯船に浸かる。

 

もっと年をとったら、熱湯風呂に入るだなんて無茶なことはしないほうがいい。その温度差で倒れてしまう。冬の入浴が命がけ。危険だ。そんなことを考えていると、あっという間に体は温まる。

 

「あと30かぞえたら、あがってもいいよ」

 

子どもの頃よく言われていたことを思い出す。早く上がりたいときは、その30を10秒くらいでかぞえていた。もちろん、そんな誤魔化しは通用しなかった。大人になった僕は30秒かけて30をかぞえ、風呂から上がった。

 

バスソルトの効果は絶大で、僕の体はミディアムレアのトンカツのようにいい色になっている。けれど、体の中の水分もどんどん蒸発していって、慌ててローションを塗る。このバスソルトはホントに効果絶大でいつまで経っても体はポカポカ、汗が止まらない。汗だくになった僕は、もう一度軽くシャワーを浴びなければならないくらいである。明日の朝、また会社に行くころには僕の足はすっかり冷え切っているはずけど。