ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

オーディナリーな生活

オーディナリーライフ

今朝も5時前に目が覚める。なんといっても昨日寝たのは21時頃だから。瞼が重すぎて、目を開けていられなくなって、思考が停止するのをハッキリと感じとれるくらいに朦朧としていて気がついたら今朝だった。外は真っ暗だし、どの部屋からも明かりは漏れてこない。驚くほどに静寂だ。

 

毎朝、僕は決められた通りの行動をする。ルール通りに動くのはラクでいい。

 

パソコンのスイッチを入れる。鍋でお湯を沸かす。トイレに行く。顔を洗う。沸いたお湯でコーヒーを入れる。パソコンを起動するためにパスワードを入れる。ちっ、またWiFiが繋がらない。ルーターがある部屋に行きプラグを抜く。再び差し込む。ネットに繋がること確認してメールを受信する。いつものサイトをチェックする。コーヒーを飲む。頭が冴える。冴えてきたところで本を読む。一時間半も時間があるから物語は進む。今読んでいるのは小路幸也の「東京公園」大学生が主人公の物語だ。先日読み終えたばかりの「何者」も主人公は大学生。ふたつの物語が重なり合い混乱する。

 

今日はここまでにしておこうと本をパタンと閉じ、パソコンの時計を見る。六時半。ちょうどいい時間だ。僕の体内時計はとても性格で、「いま多分、六時半くらい。」と思って時計を見ると、だいたいニアピンなのである。いま時期の外の明るさとか、本を読んでいる間の疲れ具合とかそんなことがヒントになってだいたいの時間がわかる。だが、あまり役に立つ特技ではない。時計を見ればすむだけの話だから。

 

次に拭き掃除をする。毎日、磨いていると輝きが違って見えるように思う。特に木製のものは艶が出てくる。自分でも惚れ惚れとするような艶感。自分にもこんな艶感があればと思う。最近では、床や壁に飽き足らず窓ガラスを磨いている。磨いているといってもさっと一拭きするだけだ。たったそれだけでも、ずいぶんとスッキリする。窓ガラスに映る自分が鮮明に見える。「よくやったぜ、自分。」と窓ガラスに映った自分にVサインをすると、その向こうからいつもの子犬が「なにやってんだ、コイツ。」といわんばかりの顔で僕のことを見ている。

 

拭き掃除だけでもずいぶんと体は温まる。その勢いでいつも通り筋トレをする。毎日5分くらいの筋トレ。継続は力なりで、たった5分でも体型維持には十分である。しかし、見かけ倒しの筋肉は役には立たない。腰は痛くなるし、ハードな一日を過ごした二日後には筋肉痛に襲われ、それから一週間は筋肉痛が治まらない。

 

出勤まであと一時間。食パンをトースターで焼く。ヨーグルトにブルーベリーを加える。アーモンドをひと掴みし皿に移す。キウイを半分に切る。トースターがチンというまでは時間があるから、軽くスクワットなどしてみる。食パンにはオリーブオイルをかける。かけ過ぎると、オリーブオイルは喉を通過する際に焼けつくような痛みを感じる。オリーブオイルのくせにオレを苦しめるとは生意気な奴だ。

 

いつも通りの朝食を終えた僕は、皿を洗い、歯を磨き、ひげをそり、髪をセットし、毎日似たような恰好をして会社に行く。これが毎朝の僕の行動だ。