ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

沢山の服が売られているのに、どれも欲しいとは思わないとは困ったものだ

おしゃれ

どうやら僕にはオシャレだというイメージがついているらしい。有難いことだ。一度そういうイメージがつくと、なにを着たってオシャレだと言われる。ユニクロだって、ライトオンだってオシャレになる。どちらも外出用には持ってないけどね。

 

外出用に持ってないってことは部屋着としては持っているわけで、ウルトラライトダウンはうちでは大活躍だ。薄いので邪魔にならない。そのくせ暖かい。掃除をするときもご飯を食べるときも寝るときだって着ている。1から10までいいもので揃えることはしない。それは服じゃなくても同じ。ホテルだってそう。たまにはいいところ泊まりたいけど、別に普通のビジネスホテルだってじゅうぶん気分転換になる。

 

「今ね、衣装ケースひとつ分の服しか持ってないんだよ。」

 

「えー、そんなわけないよ、A'sさんに限って」って言われても、持ってないのだから仕方がない。もともとシンプルな服が好きだった。しかし、いつのまにか柄モノのシャツが増えた。ゴテゴテとしたコートを所持していたこともある。goaにはまっていた時もある。あれはなかなかに他の服と合わせにくい。自分の中のブームは去ったので、今はもう1着も残ってはいない。

 

マルイを1階から7階までウロウロしても欲しいものがない。おしゃれだなぁと思う服があっても、デザインがいかにも若いと手が出せない。あれだけ沢山の服が売られているのに、なにひとつ欲しくないというのはどういうことだろう。欲しくないわけではないが、一目ぼれするような服に出会わない。欲しくなければ無理に買う必要もない。

 

それにしても最近の服売り場はどこも人が少ないような気がする。週末の午後に服売り場をウロウロしても店内にはあまり人はいない。愛想のない店員などはこちらをチラッと見たあとクルッと背を向けてしまう。売る気がないのか。僕はターゲットではないのか。うちの店の服を着て欲しくないという態度の現れか。ふん、誰が着てやるものか。

 

「うわー、このシャツ懐かしいですねー。2年くらい前のモノですよねー。」

 

店員さんにそう言われたことがある。2年前なんてつい最近じゃないか。服を2年くらい着るのなんて当たり前だし、大事に扱えば10年だって普通に着れる。それをさも古いものを着ているような言い方されてさ、感じ悪いよね。

 

今年もきっとバーゲンなんて行かないし、ひょっとすると1着も服を買うことがないかもしれない。同じ服を着まわすことになりそうな今年の冬。それでも皆は僕のことをオシャレだと言ってくれるだろうか。そろそろ対策をしないと化けの皮がはがれるかもしれない。