ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

フワフワタオルと昭和のタオルと

タオル

タオルを買おうかどうか悩んでいる。結構前から悩んでおり、悩んでいる間に使っているタオルには穴が空いてしまった。まあ、別にまいにちまいにちタオルのことを考えて、髪の毛が抜けおちるくらいに悩んでいるわけではない。どんなタオルを買おうかなぁなんて考えているうちに時間が経過しているだけである。

 

女子はふんわりタオルが好きなんだそうだ。先日買ったスリッパもモコモコ感たっぷりで実に女子っぽかった。「お風呂上がりにフワフワのタオルに包まれてシアワセ(はーと)」なんて僕がやっていたら、ちょっとどうかと思う。というよりも、そこまでフワフワタオルが好きではない。あまり水分を吸収してくれなさそうな気がするのだ。しかもフワフワしている分、容量が増す。モノにできるだけのコンパクトさを求める僕には適さない。でも、単なる食わず嫌いなのかもしれない。

 

 

僕の人生において、フワフワタオルを使用したことはほぼない。実家で使用していたタオルは店名の入った頂き物のタオルがほとんどだし、ひとり暮らしをしていたときもそんなタオルを使っていた。そういったタオルは年末になるとほぼ毎年、お歳暮代わりにもらっていたので、改めてタオルを買うことなどなかった。その習慣により「タオルはわざわざ買うものではない。」という考えは僕の中では当たり前になっていた。

 

しかし、経費削減のためかタオルを配られることはあまりなくなった。カレンダーは今でもいやおうなしにポストに突っ込まれているが、あれは実に迷惑だ。使うこともないまま古紙回収へとまわされる。一度、経費削減で配られなくなったタオルは景気が良くなったからといって復活することもなく、今では店名入りのタオルを見かけることのほうが珍しい。個人商店が減ったことも影響しているのかもしれない。

 

今、うちで使用しているタオルは3枚。うち1枚はキッチンの手拭き用。残りの2枚は風呂用。その風呂用の2枚がどちらも穴が空いてしまっているのだ。多少、穴が空いても使えないことはないので、「まだ大丈夫、まだ大丈夫。」と使っているうちに「もうダメかも。」という状態になってしまった。タオルをギュッと絞るたびにメリメリと破れ穴が拡大していくのだ。さすがに貧乏たらしい。

 

すぐに乾く系のタオルも検討したことがあるが、あれはなぜ真っ白なタオルがないのだろう。薄い赤とか薄い黄色とか薄い青とか。そんな淡い色ばかりだ。僕の探し方が悪いのか。それとも真っ白ですぐ乾くタオルに需要がないのか。淡い色のモノってすごく昭和な感じがするのは僕だけだろうか。

 

今年は正月バーゲンに参戦し、タオルを探してみようか。バーゲンは戦いだから気合を入れて臨まなければいけない。