ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

どれを買おうかと悩むのだが、たいした悩みではないことに気がついた

ワイン

昨日、タオルに関する記事を書いたばかりだというのに今治タオルの不正出荷というニュースを聞いた。うーん。人はブランドに弱いし、僕もブランドに弱いからなぁ。それが今治タオルだと売られていれば、きっと信じると思うし、なんの疑いも持たずに使い続けると思う。僕には見抜く力なんてないんだし。

 

わざわざミネラルウォーターを購入していた時期がある。冷蔵庫にあったそれを飲んだ瞬間、違和感を感じ、母親に「ねぇ、水道水入れた?」と聞くと母親はニヤリとした。さすがに水道水とミネラルウォーターくらいはわかるが、タオルの違いに関してはわからないかもしれない。

 

ワインなどもそうだ。一時期ワイン教室なんてものに通っていたが、未だに味はよくわからない。”犬の肉球のにおい”とか”枯葉の香り”などと表現されても、とてもじゃないがおいしそうには聞こえない。ボジョレーヌーボーが若すぎて美味しくないことはわかった。まあ、あれは今年のワインの出来を確かめるものであるし、単なるお祭りである。

 

  • 10年に1度の逸品
  • 過去10年間でトップクラス
  • ここ10年で最もいい出来栄え
  • 過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来
  • 110年ぶりの当たり年
  • 過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来
  • 100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え

 

全く時間感覚がわからなくなる。この中でひとりだけウソをついている人がいます。され、誰でしょう。と質問されれば、全員ウソをついているようにも思える。

 

「あたくし、一度だけロマネコンティを頂いたことがあるんでございますけどね・・・。」

 

ワイン教室をご一緒したデヴィ夫人のような女性は「さすがロマネコンティでございましたわ。」といった。バブル当時で100万円くらいしたそうだ。今では隣国のおかげでそれをはるかに上回るバカみたいな値段になっているらしい。それにしたって100万円とは。さすがバブルである。

 

このデヴィ夫人は地元では有名なクラブのママさんであるらしい。ご一緒したワイン教室の別の方がそのクラブにお邪魔し、珈琲を一杯頼んだところ、5千円だったとビックリしていた。僕はとてもそんなところには行けそうにもない。それに100万円のワインを飲んだところで「うーん、シブい・・・。」としかめっ面になって終わりなんだと思う。

 

さて、タオルをどうしようか。別に100万円のタオルを買うかどうかで悩んでいるわけではないのだから、どうでもいいような気がしてきた。僕はきっとありふれたごく普通のタオルを購入することになるんだと思う。