ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

旬のものに関する考え

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僕はできるだけ旬のものをいただくようにしている。今の季節なら、ちぢみホウレン草。これがあれば必ず買う。ちぢみホウレン草は読んで字の如く葉っぱがちぢんでいる。寒さでキュッと引きしまっているのだという。そして普通のホウレン草のように真っ直ぐではなく、地べたに這いつくばるように生えている、、、のだと思う。実際に生えているところを見たことはない。そして色が濃い。

 

ちぢみホウレン草は美味しいよと誰かが言っていたので、それ以来、僕はちぢみホウレン草は通常のホウレン草よりも美味しいものだと思って食べている。実際には、、、うーん、よくわからない。同じお雑煮にしても正月の団欒の中で食べるそれと真夏に部屋で一人食べるそれとでは美味しさが違う。多分、それと同じことなのだと思う。

 

カリフラワーも今が旬だという。先日、有名なシェフのなんとかってお店に連れていってもらった。そこでお通しで出たのが、カリフラワーだ。しかし、見た目はまるでサプリメント。丸っこいプニプニした物体が皿に三つ。有名なシェフがこれはカリフラワーのなんとかだというので、カリフラワーで間違いないのだろう。僕はそれをそっと口に含んだ。確かに濃厚なカリフラワーの味がする。多分、カリフラワーだと思う。今の世の中はブロッコリーが牛耳っているから、カリフラワーなんて滅多にお目にかからない。僕はすっかりその味を忘れているので、これがカリフラワーの味だと言われれば疑う余地はないのだ。

 

話はかわるが、そこで食べた生ガキは美味しかった。僕は過去に牡蠣であたって大変な目にあったことがあるので、生ガキを食することには少々躊躇いがあったのだが、まあ、ここは有名なシェフの店だ。当たることなんてないだろう。僕は意を決して生ガキを口に含んだ。濃厚な牡蠣の香りと磯の香りが口いっぱいに広がる。やっぱ生ガキは美味しい。

 

舞台を有名なシェフの店から僕のうちの近所のスーパーに戻そう。キウイは今が旬だ。キウイなんて通年で出回っているものだから、旬なんて考えたことはないのだが、今が旬だという。秋の終わりごろに出回っているそれは、かなり熟れている。熟れすぎて、もう一週間もすれば発酵してしまうんじゃないかと思うくらいだ。

 

今時期のキウイは固い。僕はキウイを食べるときは、包丁で半分に切ってスプーンでいただくのだが、時に固すぎてスプーンが入らない。なので、仕方なくリンゴの皮を剥くようにキウイも剥く。キウイは剥くと一回り小さくなるのだが、それは僕の技量の問題だろう。固いキウイはすっぱくてあまり好みではない。そんなキウイも有名なシェフの手にかかれば美味しくただけるのだろうか?