ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

空中分解の危機にあるチーム

絆

仕事面において、来年度からますます大変になるかもしれない。それじゃなくても、病みそうなのに。簡単に言えば我がチームが天敵の支配下に置かれるかもしれないのだ。

 

 

天敵
てんてき
natural enemy

ある生物を攻撃して死滅させる習性をもつ生物を,その生物の天敵という。たとえばネコやイタチはネズミの天敵であり,ズイムシヤドリバチはニカメイガの幼虫に寄生する天敵である。自然界のなかで個体群が動的平衡を保つうえで天敵は重要な要因の一つとなっている。

出典:天敵(てんてき)とは - コトバンク 

 

我がチームはその天敵に攻撃され死滅させられるかもしれない。全滅は免れても負傷者の一人や二人くらいでるかもしれない。人間界においても天敵は重要な要因の一つとなるのだろうか?

 

彼が天敵になったのは七年前にはじまったあるプロジェクトがきっかけである。そのプロジェクトにおいて彼とはことあるごとに対立していた。そのプロジェクトは大変忙しく人手が足りないということで当時はシステムを知らない人間が多数関わった。彼もそのひとりである。

 

そのド素人がわけもわからないままに自分の思いを突き通そうとするものだから、我々は大変困った。しかも、彼は主席というそれなりの地位であったため無碍にすることもできず、それがますます状況を困難にした。それ以来、彼は我がチームの天敵となった。

 

しかし、そのプロジェクト終了後、彼は遠い異国へと出向になった。あれから七年。異国での仕事を終えた彼が日本に戻ってくるという。しかも、我がチームの上位に位置するチームで、しかも、我がチームが行っている仕事に関わってくるというのだ。

 

なぜだ。なぜ我がチームに関わってくるのだ。仕事なら他にも沢山あるというのに。よく聞けば、他のチームに断られたからだという。要するに押し付けられたわけだ。そんなことは絶対に許されない。

 

「まだ正式に決まったわけじゃないけど、そうなるみたい。どう?」

 

上司はチームのみんなにそう伝えた。どう?じゃねぇよ。断れよ。そこを阻止して僕たちを守るのがあんたの仕事だろーよ。自分のチームを守る気はないのか?僕たちが仕事をしやすい環境を作るのが、チームリーダーであるあなたの役割じゃないのか?うちのチームリーダーはなめられてるんじゃないだろうか。

 

「あの人なら断らないよ。強く押せばなんとでもなる。」

 

多分、そんなふうに思われてるんだと思う。実際なんとでもなっている。あれを人がいいと取るか、気が弱いととるか。まわりとの協調性を重視するあまり自分のチームが混乱しているのに気がつかないのか。実際に一年前に脱落者も出ている。僕も脱落しそうになっている。空中分解は今の旬だから、この際、分解してみたらどうだろうかなんてマイナス思考に陥っている自分がいる。