ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

ドライヤー、歯ブラシ、犬除けの後日談

 

後日談

ようやくやる気を出したドライヤー

熱風が出ないドライヤーに僕はイライラしていた。いつまでたっても乾かない。生ぬるい風。僕はこのドライヤーにクレームをつけようかどうか迷ったあげく、クレーマーになるのをやめた。モッズヘアのドライヤーはもともと温風が弱めらしいことがわかったからだ。そして先日のことである。

  

「あれ?結構、温かいな。」

 

使いはじめの頃に比べると明らかに温かい。一か所にドライヤーの風を当てていると火傷するくらいまでに温かい。これなら普通に髪が乾かせる。なんの問題もない。使い続けて10日目。ようやくエンジンがかかったようだ。電気で動いているくせに。

 

優秀な歯ブラシ

光と水で磨く歯ブラシ、ソラデーを手に入れてから約一週間。グリップの部分にソーラーパネルが設置されているので、ぐいっと握ると光分解されない。その結果、正しい歯ブラシの持ち方に強制的に改善された。三本の指を添えるようにして持つのが正しい持ち方。最初は持ちにくかったのだが、それもすぐに慣れた。必要以上に力がかからないので歯茎にもやさしい。磨き過ぎて血まみれになることはない。

 

また、想像以上に歯はツルツルしている。ソラデーを使う時には歯磨き粉は使用していない。なのにこのツルツル感。僕は去年、奥歯をインプラントにした。そのインプラントの歯はもちろん新品であったため、他の歯と比べてツルツルだった。まるで作りものみたい、いや、実際作りものなのだが、そういう意味で違和感があった。ところが、このソラデーで歯を磨きはじめてからどうだろう。そのインプラントの歯のツルツルに勝るとも劣らないくらいのツルツル感なのだ。おかげでインプラントの歯の違和感がない。

 

あまりに気持ちがいいので、仕事中でも舌で歯を撫でまわしているのだが、きっとその時の僕はゴリラみたいな顔になっているのだと思う。

 

犬除け、惨敗

犬除け柵の一番端っこの方にほんのわずかな隙間があったらしく、少しだけ大きくなった子犬はそこをいとも簡単に通り抜けていた。さすが。野生の彼らは一筋縄ではいかぬ。彼らは生きるために必死なんだ。なんとかしてその柵を掻い潜ろうとする。そこを通り抜けたところで餌なんてないのにも関わらずだ。

 

通り抜けた彼らは僕がそこにいることに気がついた。そして彼はニヤリとした。

 

「この程度の策ではなんの役にも立たないのだよ、ワトソン君。」

 

くやしいが今日のところは僕の負けだ。でもね、君が今、どこを通り抜けたかを僕は見ていた。だからそこの策を頑丈にしてしまえば、君は通れなくなるはずだ。いつまでも君たちの思い通りにさせておくわけにはいかないんだよ、ワトソン君。


ん?どちらもワトソン君になってしまったが、まあ大した問題ではない。そうだよな、ワトソン君。