ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

飲む点滴、江戸時代の栄養ドリンクのすゝめ

甘酒

ダラダラとした休日を過ごしてしまうことがある。それもたまにではなく、よくある。週末前の木曜日頃になると、「週末は風呂掃除をしよう。」とか「靴を磨こう。」などと考えるのだが、結局寒くて、動くのが億劫でなにもしない。この時期、布団の中の温かさに勝るものはない。

 

あまり動かないとお腹もすかない。「無理やり三食たべることはないさ。お腹がすいたら食べればいい。」なんてどこから得たか知らない知識を僕の中に取り入れてしまったものだから、ますます食べる機会が減る。でも、なにも食べないのはさすがにどうかなぁと思うので、こんなときは「甘酒」を飲むようにしている。

 

甘酒は江戸時代の栄養ドリンクと呼ばれていたらしくって栄養価が高いらしい。まあ、後世の人たちが勝手にそう言っているだけの話で江戸時代の人はそんなことは意識してなかったのだろうけれど。甘酒はだいたいが夏バテ防止のために夏に飲んでいたものなんだとか。僕の家では冬になると母が甘酒を作ってくれていた。酒粕多めのドロドロの甘酒。多分、母の好みでそうなったのだろう。だから、甘酒は冬に飲むものだとばかり思っていた。現に冬に飲むと体が温まっていい。冬とは真逆の夏にそれを飲むなんていう発想はなかった。でも、想像してみれば夏に冷たくほんのり甘い甘酒はいいかもしれない。

 

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれているが、これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と称される


出典 甘酒 - Wikipedia

 

これだけ読んでも、なんだか体によさそうな感じは伝わってくる。菓子パンやお菓子などを食べるよりも、こちらのほうが余程いいような気がする。

 

ところで、ダラダラとした過ごした日の夕方くらいになると僕は反省する。「あまりにも動かなさ過ぎて、このまま筋力が落ちていって歩くのも困難になると誰かに迷惑をかけるかもしれないし、なにより自分の人生がつまらなくなりそうだから、少しくらいは体を動かしたほうがいいかなぁ。」と。そして、いつもならライブDVDなどを見ながら、好き勝手に踊ってそれを運動としているのだが、今日は筋トレをしてみようと思った。

 

とりあえずYouTubeで「自宅 筋トレ」で検索してみる。

 


この動画が最初に目についたので、さっそく試してみる。「初級」「10分間」などという気軽さもいい。自分ひとりで行うと、ついつい動作が緩んできたり休憩をしてしまうから、YouTubeであっても先生がいるというのはいい。

 

「なんだ、全然余裕やんけ。」

 

そう思ったのは前半のみ。後半の腹筋運動あたりから状況は一変してくる。腹筋というのは誰でも六つに割れたそれを持っており、その上に脂肪が乗っていれば腹筋は見えないし、痩せていれば腹筋は見える。そう誰かが言っていた。僕は後者のタイプなので安心していたし、実際、腹筋らしきものも確認できていた。ところがどうだ。動画通りの腹筋運動が全然できないのだ。三回目くらいで腹筋が笑ってくる。

 

「いやいやいやいや、無理無理無理無理。」

 

びっくりするくらに腹筋運動ができないのだ。腹筋運動なんて、あまり意味がないよとどこかで聞いたことがあるので僕はそれを信じ切ってきた。そう言った人はきっと腹筋運動が好きではないのだと思う。だから、しなくても大丈夫だと思い込んでいるのだと思う。僕もまたしかり。自分の都合のいいように自分の頭の中で情報操作をしていた。でも、僕の腹筋は騙されなかったみたいで、今日の僕の不甲斐なさを嘲笑っていた。

 

ま、頑張るわ。