ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

人生の達人に学ぶ

シニア

最近、シニアブログをよく見ている。のんびりしていて実にいい。シニアというのは何歳くらいからなのだろうか。60歳くらいがそのラインらしいが、個人的には少し若すぎる。僕が今好んで読んでいるのは70歳以降の方のブログ。「敬老会に行ってきた。」「孫の世話をした。」「今朝はこれを食べた。」そんな日記的な内容の中に「なるほどねぇ。」と思わせる一言が紛れ込んでいる。紛れ込んでいるその言葉を発見したときのなんともいえない気持ち。思わず唸ってしまう。

 

我が我がの我を捨てて

 

ぼくのすきなことばのひとつである。意識高い系とか熱量の高い人が苦手な理由は、思いが全面に出過ぎているところ。言葉は悪いが、その熱量がうっとおしい。「これ、絶対にいいから!」なんて考えを押し付けられているように感じる。いいものを見つけたら自分から拾いに行くからさ、ほっといてよ。

 

60歳代の方だと、まだそういう熱量を感じることがある。みなぎるパワーを感じる。「まだまだ若いものには負けてないぞ!」的なね。これは単なる僕の偏見。70歳頃になると、余裕が出てくるのだろうか。ケセラセラ的になってくるのだろうか。そういうのが心地いいんだなぁ。

 

シニア世代が若いときにはパソコンなんて一般には普及していなかった。スマホなんてつい最近のことだ。でも、新しいことをやってみようという気持ちが素晴らしいと思う。不器用さの中にも頑張りが見えるのがまたいい。妙なところで改行してみたり、漢字の変換も間違っているし、写真なんてブレているし。だけども書きたいことを書きたいように書いている。いい意味で他人の目を気にしていないのだ。文章も気取っていないし、自分の言葉で書いている。きっと、それが精一杯なのだろう。それがいい。味がある。ブログをやっている方はそんなことを考えたこともないかもしれないけど、そんな自然体がいい。

 

90歳近い方のブログも拝見したことがある。半年に一回くらいしか更新していないけど、長い間続いている。のんびりしているなぁ。その年齢で更新が半年間ストップしていると、よからぬことを考えてしまうけど、そんな心配は無用。なにごともなかったかのように半年後にブログが更新されている。まるで昨日の続きでも書くように。そんな時間の流れなのだなぁと思う。