ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

小さなものに悩まされる

ゴミ箱

今僕は悩んでいる。台所のコバエの多さに。去年まではこんなに悩んでいなかったはずだ。どうやって対応していたのだろう。去年のことなんて思い出せやしない。使っているゴミ箱には隙間があるらしく、いくら蓋をキッチリ締めてもコバエが発生する。ゴミ箱の中に向けてキンチョールを撒き散らし急いで蓋をする。苦しいだろう。どうだ、ガス部屋に閉じ込められた気分は。生きた心地がしないだろう。しかし、蓋を開けると何事もなかったかのようにコバエは飛び回ってる。キンチョールじゃダメみたい。

 

いつものようにグーグル先生に聞くと「コバエこないアースがいいよ」ということだったので購入した。ゴミ箱の蓋の裏にペタリとそれを貼り付けるとコバエが寄ってこないんだって。善は急げ。早速設置。抗菌防カビ効果の高いワサビ由来成分配合でコバエを防げるし、ゴミ箱の中の嫌な臭いも防げるんだって。すぐに設置してみたものの一向に減らないコバエ。それもそのはず。有効成分が拡散するように本体にピンを差し込まないといけなかったらしい。

 

そして翌日。本体がゴミ箱の底に落ちてるんだけど。一度落ちたらもうダメだね。這い上がってこれない。接着が弱すぎる。コバエも一向に減らない。と思って、それを取り出そうと顔を近づけた瞬間。「うおっ」強烈なワサビ臭。目にくる。臭いも強烈。人間には有効なコバエこないアース。しぶとく飛び回るコバエ。せっかく買ったのに役に立たないじゃん。実は先日同時にハエ取り紙も天井から吊るしてみたのだが、そちらのほうは効果が出ており、見事にバカなコバエどもが捕獲されている。でも、ハエ取り紙って見た目があまりよくないんだよね。見た目をとるか能力をとるか。とりあえず能力だよね。

 

完全密封できるタイプのゴミ箱を買おうかと何年も前から考えているのだが、それも実現できないでいる。物事に完全はないからね。僕がゴミ箱の蓋を開けた瞬間にコバエが舞い込んできたらもうどうしようもない。密室犯罪なんてあり得ない。生ゴミの水分を減らせばいいじゃないかと思い天日干しにすることも考えたが干している間に彼らが寄ってくるのは防ぎようがない。しかも梅雨時期は乾かない。僕はもっと大きなことで悩みたいのに、こんな小さなコバエに毎日悩まされている。梅雨が進めば、もっともっと小さなカビどもに悩まされることになる。小が大を征する。