ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

地球環境に悪い温度調整方法

エアコン

「エアコンの温度は上限28°Cを厳守しましょう」

 

大抵の職場にはそんなルールがあると思う。僕がいる職場も全社ルールでそう決まっているのだが、それを素直に守るような職場ではない。誰もがこの職場に来ると「ここは寒いですね」というくらいだから、僕だけが寒いと感じているわけでもなさそうだ。外気温なんて関係なく六月になるとすぐに冷房を利かす。地球温暖化なんてなんのその。原発ジャンジャン作って電気バンバン使おうぜ!と言わんばかりに電気を使う。太陽の日差しが強いというだけでエアコンの温度を下げる。湿度が高くないから、体感的にはそこまで暑くない。だけども、そんなのはおかまいなし。ほかの人はよく体調崩さないよなぁ。エアコンに慣れてしまっているのだろうなぁ。

 

僕は自宅では一切エアコンを使うことがないから、そういった意味では退化しているのかもしれない。エアコンにめっぽう弱い人間。てかね、冷え性なんだよ。足元から冷える。暖かさを取り戻そうと、靴を脱いでハエのように足をこすり合わせる。摩擦でどうにか暖かくならないものか。足元でゴソゴソなにやらやっている僕の姿は、端から見れば奇妙なものだと思う。

 

僕は実はフットヒーターを持っている。冬になると慢性的な冷えに悩まされる。前の職場は今の職場とは逆であまりエアコンを使わない職場だった。冬にも暖房を入れないものだから寒くて仕方がない。いくら着込んでも足元が冷えると体感的にはとても寒くて感じる。寒いだけならガマンすればいいだけの話だが、そのうち風邪を引いてしまうのだ。その対策としてフットヒーターを使用していた。それでも僕には寒すぎる職場だった。

 

「フットヒーター使うか」

 

もうすぐ夏を迎えようとしているこの時期に僕はフットヒーターを使うことにした。まさか夏の時期にこれをつかうことになるとは思わなかった。こっそりと足元にフットヒーターをセットする。スイッチオン。靴を脱いで両足を乗せる。暖かい。足の裏からジンジンと暖かさが伝わってきて、なにかを取り戻せるよう。いいねぇ、夏はやっぱフットヒーターだねぇ。コタツに入ってアイスクリームを食べている時のような心地よさ。エアコンをガンガンに効かせた部屋でおでんを食べているときのような贅沢さ。電気の無駄使いだ。環境によろしくない。