ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

色合わせ

青い靴

僕は一時期赤いものにこだわっていた。赤いシューズに赤いカバン。赤いダウンジャケット。さすがに赤いシャツは目立つのでチャレンジしたことはなかったけれど。赤といっても三原色の赤のような感じではなくて、少しくすんだ感じの赤。ワイン色というか、血の色というか。冬になるとどうしても着るものが地味目になる。白いシャツに黒いパンツ。黒のネクタイをすればいつでも葬式に参加できる。ポイントで明るい色を取り入れればその地味さも解消されるのではないかと思ったのが赤を取り入れた理由。冬だから暖色がいいだろうというのが第二の理由。冬になると部屋のカラーに赤を取り入れるのも同じ理由。そうやって赤のものを取り入れていた。そろそろ赤に飽きてきた数年前。

 

「次の色は青かな」

 

なんとなくそう思った。だからというわけれもないのだけれど、持っているシャツは白と青がメインになった。これはこの記事を書くために自分の持っている服を写真におさめた時にはじめて気がついた。自分の持ち物を写真にとってみるということは客観視ができていい。青いシャツには青の靴がいいだろう。夏に赤は少し暑苦しい。とは言いつつ僕は今履いている赤いシューズがとても気に入っていた。なにより軽い。だから疲れない。おしゃれは我慢だというけれど、できれば我慢したくない。両立できるアイテムだって探せばあるはずだ。

 

青い靴はこの三、四年ずっと探していたんだけど、なかなかお気に召すものがなかった。それに先日出会った、、、ような気がした。というのは購入したわけではないからだ。最近は一目惚れで購入することはほとんどない。特に捨て難いものはすぐには買わない。編み込んである感じの青い靴はとても涼しげ。形がきれい。デザインがいい。青いシャツに青い靴の自分のを想像する。少しワクワクする。なかなかいいとは思うものの、この靴は完全夏向けのような気がする。オールシーズン履くには抵抗がある。冬に涼しげな青い靴。寒々しい。

 

どうしよっかなぁ。自分の部屋を冬の部屋と夏の部屋で使い分けているように靴も使い分けようかなぁ。ってか赤い靴はずいぶんとくたびれてきたしなぁ。次回その店に行った時にまたその靴に出会うことがあれば購入するかも。再会して「なんか違う」と思うかもしれない。それ以前に気持ちが冷めてしまうかもしれない。優柔不断というか慎重派というか。手放すときのことを考えると慎重にならざるを得ない。