ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

背筋をピンと伸ばすことの大切さ

直立

常に正しい姿勢でいることは疲れる。背筋をピンと伸ばす。腰に負担がかからないようにする。猫背にならずに両腕の位置を意識する。意識すればするほど疲れてしまう。へんなところに力が入ってしまい筋を痛める。でも、意識しなければ姿勢が悪いのは治らない。意識しなければ姿勢が悪いかどうかもわからない。なかなかに難しい。

 

まず気をつけているのは歩くときの姿勢。操り三番叟のように上から糸で吊られている感じを意識する。頭のてっぺんを意識するのだ。そうすると腹も凹む。そして腕の位置を意識する。へんに胸を張らないように。威張っている感じにならないように。

 

学生の頃、妙に胸を張って歩いている友達がいてね。その姿に苛立ちを覚えた。なんかムカつくんだよね。なに威張ってるんだよって。そう思うと、表情までもが威張っているように見えるから不思議だ。

 

胸を張りすぎると腰に力が入るから腰を痛める。これを意識しはじめた頃はとても大変だった。意識しすぎてうまく歩けない。右手と右足が同時に前に出てしまいそう。

 

街中を歩いていると、すごく姿勢の悪い人っているよね。きれいに化粧してかわいい服を着ていても姿勢が悪いだけで台無し。「あぁ、残念」と思ってしまう。僕も姿勢を意識していなかったときは、あんな感じだったのだろうと思うとちょっと恥ずかしい。それに気がつかないまま年をとってしまうと、きっと取り返しがつかない。

 

僕のおばあちゃんは超猫背だった。完全に背中が丸まっていて、どう頑張って背筋を伸ばしても伸びなかった。ああならないうちに正しい姿勢を自分のデフォルトとしておかなくては。背筋がピンとしているだけで若々しく見えるよね。それに「きちんとした人」に見える。まっすぐに生きるということにマイナスなんてないのだと思う。

 

僕はメチャメチャ体が硬い。風呂上がりにストレッチをしているのだが、なかなかその硬さは解消されない。少しでもストレッチを怠ると、すぐに元に戻ってしまう。肩こりで悩まされるってことはないんだけど、肩は常に張っている。マッサージを受けると「いやー、凝ってますねぇ」と100%言われる。ある意味自慢だね。スポーツが得意な友達は驚くほどに体が柔らかい。人間の体ってこんなに柔らかいものなのっていうくらい。肩なんてグニャグニャだ。「お前は軟体動物か」って言ったら真顔で「違う」と言われた。そんなのわかってる。