ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

そこに人がいないワケ

商店街

最近、洋服を見に行って思うことがある。マルイや阪急などの百貨店系の服売り場は一昔前に比べると驚くほど人が少ない。午前中の人の少ない時間帯にいけば、お客さんがいないことすらある。それは東京に限らず、大阪でも福岡でも同じなので、全国的にそういう傾向にあるのだと思う。

 

だからといって、ユニクロやGAPに人が少ないかといえば、そんなことはない。むしろ賑わっている感がある。安くてもそれなりの品質のものが揃っているからだろう。悪くなければ買う。コスパの問題だね。しかし、安いものははやり安っぽくみえてしまう。アクセサリなどの小物で工夫してみてもメインの服が安いと、なんとなく「ふうん」という感じになる。

 

前者の服屋は価格だけの問題なのだろうか。僕はそうではないと思っている。店員にも問題があるような気がしているのだ。やる気が感じられない。人がいないからやる気がない。やる気のない店員がいるから人こない。客が通りすぎようとしても「いらっしゃいませ」もいわない。それどころか顔をみるなり引っ込んでしまう。感じ悪いよね。僕を客として見ていないということか?そうだ、僕は客じゃない。誰が買ってやるものか。店員がうろうろしているのはまだいいほうなのかもしれない。ひどい店になると誰もいないことがある。まあ、その方がゆっくり見れていいかもしれないが、買う段階になっても店員がそこにいなければ支払いができない。どっかにカゴが吊るしてあって、そこに代金をいれておけばOKというシステムなのだろうか。いずれにしたってもぬけの殻というのはよくない。

 

そこに魅力がなければ、二度とその店にはいかない。僕の地元の商店街がまさにそうだ。昔からある店はあぐらをかいている。僕が店に入っても「いらっしゃいませ」も言わない。商品の説明をお願いしても「結局はお客さんがどう思うかですからね」なんて言いやがる。買ったあと「ありがとうございました」をいわないのは当然のごとく。二度といかないよね、そんな店。昔ながらの商店街が廃ってしまったのには、そんなところにも原因があるのではないかと思っている。それに比べて、大手のスーパーなどは教育が行き届いている。店自体も明るいし、掃除も行き届いている。魅力があるから、そこに行くのだと思う。それが「金にものを言わせた外資のせいで」なんて勘違いをしているから、人は遠ざかっていくのだ。そこに魅力があるかどうか。魅力があれば、山奥のレストランだって人は集まる。結局は人だと思うのだ。