ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

あの雲の隙間から見える青空は絶望だ

曇り空

今朝、会社に着いたときに雲の隙間からすごくきれいな青空が見えたのね。そんで出てきた言葉がタイトルの言葉。思わず口にした。とても短絡的な言葉だったから、忘れないようにメモしておいた。そうしておいて、ブログのタイトルにしようと思った。この言葉ひとつで僕はどんな記事が書けるか。

 

青空は普通に考えれば「希望」だし、「絶望」は一面をおおっているどんよりとした曇り空だと思う。でもね、青空が希望であるはずがない。燦々と太陽が輝き、そこに青空が見えれば、みんな木陰に隠れるじゃないか。みんな部屋にとじ込もって出てこようともしないじゃないか。希望から逃げるのか?絶望だから逃げるんだろう?本当は突き抜けるようなその空の青さにうんざりしているんだろう?まぶしくて仕方がない。まぶしすぎてうっとおしい。君は青空が大嫌いなんだろう?そうさ、僕も大嫌いさ。

 

暑くもなく寒くもないどんよりとした曇り空。いつ雨が降ってくるのだろうかと天気予報をチェックする。降水確率三十パーセント。なんて中途半端な予報なんだ。予報が外れれば「雨なんて降っていないのに傘持ち歩いていやがるぜ。どこまで臆病者なんだ」とバカにされるし、雨が降れば「人のいうことを聞かないからびしょ濡れになるんだ」と避難される。傘は誰にもばれないように鞄の中に忍ばせているのが一番いいんだ。

 

最高なのは傘も持たず、雨もふらず、不安をかかえながら家についたとき。僕は勝者の雄叫びをあげる。この世でもっともしあわせなのは僕なんだと。だってさ、雨にも濡れず傘という重たい荷物を背負う必要もなかったんだぜ?どんよりとした一面の曇り空。最高じゃないか。なんて居心地がいいんだろう。それこそが希望だ。僕を明日へ繋げる絶望だ。