ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

ありがとうの安売りをしない

ありがとう

とりあえず「ありがとうございます」っていっておけばいいって考えてるやつが多い気がする。「ありがとうございます」って言われてイヤな気分になるやつなんていないという人もいるが、僕に限ってはそんなことはない。意味のないありがとうにはイラッとする。

 

「あざす」を連発するのは職場の後輩。バカのひとつ覚えみたいに「あざす」を連発する。それでも話の内容が伝わっているのなら問題はないが、伝わっていないことが多い。

 

「こちらの設定は終わったんで、確認したら、その結果を連絡してくださいね」

 

「あざす」

 

しかし、待てど暮らせど返事はない。しびれをきらしてこちらから再度連絡をいれる。

 

「確認終わった?終わったら連絡してくれって言ったよね?」

 

「あれ?そうでしたっけ?さーせん」

 

こんなことは日常茶飯事。同じチームの後輩であれば指導することもできるけど、彼は組織上は別会社のお客様。だから、彼を指導するわけにもいかないし、彼の上司を差し置いて僕が偉そうなことをいうわけにもいかない。

 

先週、歯医者に予約の連絡をいれたときのことだ。

 

「予約をお願いできますか?歯の被せものが取れちゃったんで」

 

「痛みとかはありますか?」

 

「いえ、痛くはありません」

 

「ありがとうございます」

 

ん?なぜ僕は今、お礼を言われたんだ?なにに対するありがとうなんだ?

 

こんな感じでありがとうの使い方を間違っている人間が多い気がするのだ。あまりにも「ありがとう」を連発すると、その言葉が安っぽくなるからやめたほうがいいと思うんだよね。言葉の安売りはしないほうがいい。

 

同じように「すみません」「ごめんなさい」の連発もやめたほうがいいと思う。謝ればいいってものではない。自分が悪くないときには謝る必要なんてない。不要なごめんなさいは自分の地位を低くするだけ。相手を調子に乗らせるだけだ。相手が反撃しないと察すれば、必要以上に攻撃的になる人間って多いからね。

 

言葉には意味があるってことを意識したほうがいいというのが僕の考え。