ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

持っているモノを想像しながら買い物をする -洋服編-

洋服

この記事は、「こんな服を買ったよ」という記事にしようと思っていたのだが、結果、僕のチキンぶりを暴露しただけで終わってしまった。今回は買った服の報告をしますよ。

 

ジレ

ジレ

 

まずは、このジレ。ニコルの秋っぽいジレだ。ジレは今まで一着しか持っておらず、しかもそれがいかにも夏向けのものだったから、秋冬にも着れるものが欲しかった。ジャケットやニットからチラリと見えるジレはおしゃれでいいと思う。僕のまわりでは、ジレを着用している人は少ないので、自分っぽさを出せるような気がする。

 

 

ニット

次に買ったのは、アバハウスのニット。少し寒くなった時期に着るもよし。寒くなった時期にはコートの下に着るもよし。コートの下に着てもギリギリモコモコしない厚さ。もっと寒くなると店に陳列されるのは厚手のニットがメインになるから、インナーとしてのニットを買うなら今時期がいいと対応してくれたお姉さんが言ってたよ。

 

ニット

 

このニットは買おうかどうか悩んでいた。「全国在庫確認してきますね」と調べにいくお姉さん。「この色、このサイズは一着のみです。他の店舗にもありません」ニットは作るのに手間がかかるので、一度売り切れになったらもう販売されないか、しばらく出てこないという。

 

「じゃ、買います」

 

お姉さんの「売ってやろう」という根性に負けた。実は在庫はあるのかもしれないけど、そんなことはいい。もちろん、このニットが気に入ったのが最大の理由。だけども最初に気になったのは、同じ形の白のニット。「きれいな白だなぁ」と側で見ていた。そこからお姉さんとの攻防戦がはじまった。きれいな白だけど、白ニットは若いイメージがある。かわいくなり過ぎてしまい、僕には似合わない。

 

別の店のお姉さんと話をしたときのこと。

 

「この店のコンセプト好きなんですけどね、好きなものと似合う服って違いますからね」

 

「服って自己満足ですから、好きならそれでいいんですよ」

 

なかなか、いいこというやんけ。でもね、自己満足だけですむ時期は過ぎたのさ。変に若い服や似合いもしない今っぽい服をきた痛々しい大人にはなりたくない。僕は無難に生きていきたいのさ。これも色んなタイプの服を着てきた結果。その結果、服を厳選するようになった。その結果、適当に服を服を買えなくなった。その結果、ここ何年も服を買うことがなかった。

 

ニットを買ったお店のお姉さんとの会話に戻ろう。店員さんがその店の服を着てアピールすることってあるじゃない?「僕が今着ているのがこのシャツなんですよ」的な。お姉さんいわく、売れる服は店員が直接着たりすることはないんだそうな。店員が着なくても売れるから。

 

「向こうのお店の店員が着てる服あるでしょ。あれ、雑誌に出ているやつですよ。今、いちばん売りたいみたいです。7800円です」

 

よくチェックしてるんだな、お姉さん。なんだかちょっと意地の悪さを垣間見たような気もするが、きっと気のせいだね。それはお姉さんのプロ意識ってことにしておこう。

 

かくして僕はこのニットを手に入れた。実はボア付きの同じようなニットを持っているのだが、それは捨てようと買いながら思った。買い物をするときに、今持っているものを想像しながら買い物をするくせがついたのは、モノを少なくしたおかげ。多すぎるとモノの把握なんてできない。持っているニットは捨てようかどうしようか迷っていたのだ。これで新しいものと入れ換えることができる。

 

最後にコートの話をしようと思ったけど、長くなったのでいったん区切ります。