ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

ある年末の日の大掃除

窓ガラス

大掃除の季節だ。とはいえ、ここ数年は大が付くまでの掃除はしない。日々、小掃除を重ねているからね。小を積み重ねれば大になる。

 

誰がどう考えたってモノが少ない方が掃除は楽だ。そんなことはルンバだって知っている。今では床に直接置いているモノなどほとんどないから、それらを退けて床を拭いてなんて面倒なこともしなくてすんでいる。タッタッターと勢いよく部屋の端から端まで雑巾がけをする。疲れるけどね。真面目にやると足つりそうになるけどね。

 

その雑巾がけさえも毎日やっているから、あえて大掃除として行う必要はない。では、大掃除としてなにをするのか?僕の場合は窓拭きだ。窓は普段拭かない。年に二回程度。そのうちの一回を十二月に行うのだ。日差しの弱い今の時期に窓拭きを行うと「あぁ、年末なんだなぁ」って思う。そして母とふたりでした窓拭きを思い出す。

 

半年もほったらかしにしておくと窓ガラスは適度に汚れる。砂埃が雨で洗われたような跡。簡単に雑巾で拭いて、ガラスクリーナーで仕上げて。このガラスクリーナーは多分、母が買ったもので七、八年前に買ったモノじゃないかと思う。こういうモノを捨てようと思ったら中身を空にしなきゃいけない。宙に向けて噴射して中身を空にする方法もあるけど、そんな環境汚染っぽい行動はなぁ、できないよなぁ。だからそれを使って窓ガラスを磨くわけだけど、年二回の掃除くらいじゃなかなか中身は減らない。あと十年くらいはもちそう。

 

 窓ガラスって磨くと気持ちいいよね。ピカピカで曇りなく外が見えるからさ。夜になれば鏡になって鮮明に自分の姿が見える。曇りのない状態というのはいいものだ。