ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

財布の中をすぐに整理することの失敗学

レシート

僕はレシートを財布の中に残さないようにしている。コンビニのようにレジ横にレシートを捨てる箱が設置してあればそこに捨てる。しかし、デパ地下などレシートを受け取らざるを得ない場合は、お金とともにとりあえず財布にしまう。うちに帰り財布の中を整理する。レシートが必要になることはほとんどないのでササッと捨てる。僕は整理整頓ができる人だ。しかし、今回はそれが仇となった。仕事で利用したタクシーの領収書を捨ててしまったのだ。合計で八千円をこえる額だった。領収書がなければ会社で精算はできない。ガーン。八千円をドブに捨てたようなものだ。

 

「ま、仕方ないか」

 

以前の僕だったら、三日三晩、嘆き悲しんだことだろう。しかし、なぜか諦めがついた。八千円をドブに捨て痛くも痒くもないほど稼いでいるわけではない。実際、痛いし痒い。

 

ここ最近の僕にはなぜだか怒りや落ち込みといったマイナス感情が沸いてこない。仕事で理不尽な目にあっても以前のようにブログで愚痴を吐き出したい気分になることもない。さんざん吐き出してきたからだろうか。まあ、世の中にはいろんなタイプの人間がいるし、たまたま僕と合わなかっただけのことだと思えるようになってきた。領収書を捨てたことに気づいたときも「悪いのは僕だし、捨ててしまったものは元に戻らない。悔やんでもしかたないよね」と割り切れるようになったのだ。

 

成長したのだろうか。自分で言うのもなんだが口調も穏やかになってきた。まるで叶姉妹のよう。「上から目線で失礼します」ってなもの。余裕があるのだ。どういう心境の変化だろうか。自分でもわからない。マイナス感情がないっていうのはこわい気もする。怒りもあって喜びもあって悲しみもあってといろんな感情がバランスよくあるほうが人間らしい気もする。でも、まあ、マイナス感情がない今は実に楽だけどね。

 

とはいいつつ必要な領収書は捨てないようにしないと。必要な領収書は財布に入れない。もしくは財布の別の場所に保管するようにする。次に失敗しないようにするにはどうしたらいいか。それを学習しないといけない。