ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

春の苦味と酒のあて

ふきのとう

今年も春の苦味、ふきのとうを収穫した。毎年、この時期になるとふきのとうのことを思い出しては、その場所に足を運ぶ。そして「もう少し早くくればよかったなぁ」と毎年後悔していた。食するには少し大きすぎるのだ。まあ、自分が口にするだけなので大して気にもならない。春の味覚が味わえればそれでじゅうぶん。

 

スーパーでは早い時期から春の食材が売り場に並べられていた。並べられているふきのとうはとても立派。自然のものなのだろうか、それとも栽培されたものなのだろうか。僕が収穫するそれとは比べ物にならない。しかし、こういったものは鮮度が大事。とれたてのそれはとてもやわらかくて繊細。摘んだ瞬間の香りがとてもよい。

 

今年は二月の中旬頃に一度、この場所に足を運んでいた。その時はさすがに早過ぎたようで、ふきのとうらしきものは見つからなかった。小さなふきの葉自体はそこかしこに生えている。芽生えるのはもうすぐのはず。それから少しして再びその場所を訪れた。

 

「あと二、三日で大丈夫そうだな」

 

小さな小さなふきのとうが確認できた。植物の成長というのは驚くほど早いので、ぼんやりしていたらそれはあっという間に大きくなってしまう。時期を逃さないように早いタイミングでの再訪を心に決める。

 

そして収穫したのが冒頭の写真。とてもやさしい緑色。写真でもそのやわらかさが伝わってくるよね。僕はこれを去年と同様に酢味噌和えにしてみた。

 


去年のふきのとうの写真を見てみると、それが開きすぎだっていうことがよくわかる。僕の地域ではふきのとうの収穫は二月下旬。よく覚えておこう。

 

この酢味噌和えと日本酒。ふきのとうのほろ苦さがたまらない。春がどーたらこーたら言ったが、結局はこれを酒のあてにしたかっただけ。年に一度のおたのしみだ。

 

ふきのとうの酢味噌和え。ふきのとうを湯がき、お酢、砂糖、日本酒で和える。子どもには不向きな大人の味。

ふきのとう

 

ついでにもう一品。小魚、、、名前はなんだっけ?五十匹くらい入って120円だった。南蛮漬けにしてみた。少量の片栗粉をまぶしてフライパンに少量の油を入れ焼くと揚げたようになる。砂糖、醤油、お酢、みりんに漬けるだけ。

 

これも日本酒にあう。ビールでもよい。

小魚