ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

竹を加工して器を作ってみた

竹

僕の家の裏には竹林がある。竹の成長というのはすさまじくあっという間に竹林どころか竹の森になってしまう。きっと地底人のイタズラなのだと思う。地の底からタケノコを成長させては僕らが困るのを見てほくそ笑んでいる。

 

僕はこの時期、竹を切ったり木を切ったりと忙しい。そうしなければ、僕の家はあっという間に森に飲み込まれてしまうから。

 


せっかく切った竹をどうにか活用できないものか。僕はたまに考える。考えては面倒になってやめる。行動に起こさない。しかし、今日は天気のよさも手伝ってか、なにかをつくろうという気になった。とりあえず、よさげな竹の一本を伐採する。

 

竹

切りたての竹ってホントきれいでね。つやつやしている。竹の青臭さ。自然の中で生活しているなぁって思う。パンダの気持ちになれる。 

 

そうだ、器を作ることにしよう。器なら簡単にできそうだし。

 

竹

適当な位置で竹を切る。 竹は中が空洞だから切るのはいたって簡単。それほど力も必要ない。竹の百万本に一本はかぐや姫が入っているらしいから、それを切らないように注意する。当たりのかぐや姫が出たら、お店に持っていくとなにかと交換してもらえるらしい。

 

竹

僕はなぜかなんてものを持っている。それで切った竹を縦に真っ二つ。この場面は桃太郎っぽい。この場合、桃太郎は頭をかち割られて大出血。

 

竹

竹を割ったような性格って言葉があるくらいに竹を割るのは簡単。気持ちいいくらいにスパンと割れる。 

 

竹(たけ)を割ったよう

《竹は一直線に割れるところから》気性のさっぱりしているさま。「竹を割ったような性格の人」

 

竹

竹の中は密室なので、汚れているわけではないが念のために煮沸消毒。器にしたいからね。

 

竹

完成品。こんな感じ。牡蠣の紹興酒煮は僕のオリジナルレシピ。片栗粉をまぶした牡蠣を焼いて、紹興酒、砂糖、出汁醤油などで味を整える。簡単にできるわりに美味しい。 

 

竹

もう一品。最近はまっている小イワシの南蛮漬け。小イワシも片栗粉をまぶして焼いて、南蛮酢につけるだけ。今は新玉ねぎの時期だから、それをたっぷり使うと美味しい。 

 

ちょっと豊かな気持ちになれたよね。地底人のイタズラに負けずに生活を楽しみたい。