ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

パソコンのログ管理で残業時間をチェックするらしい

残業

残業管理で問題になることは度々ある。うちの会社でも定期的に問題になっている。従業員の家族が労働監督署に訴えたこともある。「夫の残業代を会社から貰っていない。けしからん」と。僕は残業をしたらきちんと申請をしている。それで文句を言われたことはないし、残業代が支払われなかったこともない。決してブラック企業というわけではない。むしろ従業員に甘い会社だと思う。何百億の損害を出しても責任は問われないし、カラ出張をしてもうやむやにしてしまう。

 

残業代をつけにくいのはその部署特有の問題ではないかと思う。もっといえば個人の問題だ。なんとなく付けにくいから付けない。間違った方向に空気を読んでいるのだと思う。個人が組織に遠慮してなんの得があるのだろう?サラリーマンのいちばんの目的は給料を貰うことだ。それを遠慮してどうする。堂々と残業代を申請できない理由があるのだろうか?ダラダラと仕事をしているからうしろめたいのだろうか?

 

ある部署などは所属員の九割に問題があったという。九割だよ?ほとんど全員ってこと。36協定なんてないようなもの。月の残業時間なんて上限を大幅に超えているし、早朝、深夜に及ぶ長時間労働も発覚した。連続勤務も当たり前。フレックス外勤務なんて知ったことではない。昔からそういう職場なのだろう。そういう職場に配属されれば、それが当たり前だと思うようになる。他を知らないのだから仕方がない。うちの会社はブラック企業ではないが、ブラック職場は存在していたみたい。

 

残業管理は基本的に個人の裁量に任されているのだが、遠慮する人が多いために大きな問題となる。もちろん職制の管理不行き届きの問題もある。そんな状況を改善するため、個人パソコンのログに記録されるログオン・ログオフ時間と就労管理システムを連携する仕組みが導入された。そこまでしないといけないだなんて。個人レベルできちんと残業管理をすればすむことなのに。無駄な出費だと思う。ちなみに僕は出向者なのでこのような管理からは除外される。個人パソコンを持っていない人もいる。そんな人ももちろん対象外。

 

 残業申請した時間とパソコンのログが一時間半以上乖離していれば、その理由を個人に問う。「その日は飲み会だったので暇を潰していました」と言えば、それが理由になるのだろうか。抜け道はいくらでもある。仕事を自宅に持ち帰る人も増えると思う。パソコンを使わない仕事を残業時間で行う人もいるかもしれない。共通パソコンを使って個人が特定できないように仕事をする人もいるだろう。いくらシステムを導入しても個人の意識がかわらないとなにも変わらない。無駄な仕事をどう減らしていくか。一定の個人に仕事が偏らないようにするにはどうすべきか。適切な人員配置をどう考えるか。そのようなことを考えないといたちごっこだと思う。システムを導入してもきっとこの問題はなくならない。