ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

こいのぼりで家族構成がわかってしまうよね

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僕の部屋からはこいのぼりが見える。100m先の家。庭の一角に建てられた大人の背丈にもみたない小さな鯉のぼり。団地仕様のそれよりはわずかに大きいくらい。風が吹いていないので、元気がなくだらしない格好をしている。「屋根より高い鯉のぼり〜♪」と歌った人は、今日の鯉のぼり事情をみてどう思うだろうか。僕は部屋から見える鯉のぼりをみてこう思った。

 

「あの家にはそういう年頃の男の子がいるんだな」

 

あなたはマンションの自分の部屋から殺人現場を目撃しました。犯人は指を指してこちらをみています。さて、犯人はなにをしているのでしょうか?答えーーあなたがいる部屋の階数を数えている。「今からお前を殺しに行くからな」

 

そんな感じだよね。鯉のぼりをみながら物色している人間だっているかもしれない。「この家には育ち盛りの男の子がいます。みんなで成長を祝いましょう」そんな意味の鯉のぼりが別のことに使われる可能性だってあるのだ。こんなことを考えている僕のほうがこわいよな。

 

最近の小学生は登下校をする際に名札をつけないという。「○○ちゃんだよね?僕はお母さんのお友達さ」と名前を呼ばれれば、疑うことを知らない子どもならついて行く可能性は大いにある。

 

小学生の頃、似たようなイタズラをしたことがある。イタズラをしたのは僕ではなくて親戚のお兄ちゃん。そのお兄ちゃんもまだ小学生だった。子供同士のイタズラだ。街中で知らない子どもに声をかける。「おー、○○君、元気?久しぶりだねぇ」名前を呼ばれた子どもは戸惑うばかり。でも名前を呼ばれたからには知り合いのはずと思うのだろう。「あぁ、うん、久しぶりだね」話を合わせようとする知らない子ども。お兄ちゃんは運動靴に書かれていた名前をみていたというのが種明かし。こういったことが最近では犯罪に使われるのだからタチが悪い。いや、子どものころの僕らもじゅうぶんタチが悪かった。