ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

店内で消えた品物、その後の僕の判断

取り寄せ

この記事にあるブラックアンドデッカーのチェーンソーの話。部品の一部が壊れてしまったのでホームセンターで取り寄せてもらうことにした。ホームセンターで取り寄せてもらえば送料、代引き手数料はかからない。と思っていたのだが、実際にはメーカー小売希望価格よりも高めの値段を告げられた。

 

注文する段階で今更「やっぱり結構です」と断る勇気もなかったので、そのまま注文することにした。品物が届くのは約10日後。ネットで買えば翌日には届くという時代にこの遅さ。急ぐこともないので10日待った。気がつくと10日なんてあっという間に過ぎていた。

 

僕は約束の日に品物を取りに行った。発注をお願いした店員さんは見当たらなかったので近くにいる店員さんに注文書を見せ、受け取りにきたことを伝える。伝票をめくる店員さん。何度もめくる店員さん。「品物が届いたっていう電話はありましたか?」いや、ないけど遅くともこの日までには届くって言われたから来たんだよ。右往左往する店員さん。そして以前に発注対応をしてくれた店員さんが登場。

 

「メーカーからはこの日に届く予定だって言われたんですけどね。今日の夕方かもしれないですし」

 

どうやらまだ届いていないということらしい。まあ、いいや。待ちますよ。「すみません、すみません」と頭を下げる店員さん。届いていないのはあなたの責任じゃないからさ。メーカーが品物を送るのが遅いんでしょう。

 

そうして待つこと10日。発注をしてから20日後に再度、ホームセンターから電話がかかってきた。やれやれ、ようやく届いたか。

 

「うちで納品した形跡はあるのですが、どこを探しても品物がなくて。申し訳ありませんが再度発注させて頂きたいのですが」

 

僕が頼んだ品はホームセンターで神隠しにあってしまったらしい。再発注しても届くのは10日以上先。値段的にもそれほどお得にならない。とすれば再発注する選択肢はない。自分でメーカーに直接連絡して送ってもらったほうが早い。

 

「今回は結構です。またお願いします」

 

「お客様には大変ご迷惑をおかけし…」と平謝りの店員さん。怒ったところで品物が発見されるわけでもなし。なぜか僕は最近こういうのに怒りを感じないんだよなぁ。宅急便の配達ミスのときもそうだった。不思議と怒りを感じることはなかった。さすがに車をぶつけられたときはイラッとしたけど、それさえも修理代を請求しようって気にはならなかった。なにかが僕を成長させている。