ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

無香料の洗たく洗剤を探す日々

洗濯物

洗濯物の強すぎる香りが問題になったのはいつの頃だっただろうか?この件に関しては過去にも記事にしたことがある。

 

 

隣の家の洗濯物の甘ったるいニオイが流れ込んできて気持ち悪くなる。一歩外に出ると庭のどこにいてもそのニオイを感じるような気がしてくる。本当にそのニオイが漂っているのか。僕の思い込みなのか。自然界にはないなんともいえないニオイ。なぜあんなに強いニオイでなければならないのか。強いニオイに慣れすぎてわからなくなっているのだと思う。慣れてしまうと更に強いニオイを求める。香りで誤魔化そうとしてはいけないよ。

 

会社にもそういう人がいる。洗濯洗剤のそれなのかシャンプーのそれなのかわからないが、その人が廊下を通るとしばらくその香りが残っているのだ。その香りを辿っていけばその人にたどり着く。本人は気がついていないんだろうなぁ。

 

僕自身は洗濯洗剤は無香料のものを使っている。店の棚には派手なパッケージに包まれた洗濯洗剤がズラリと並んでいる。その隅っこのほうに申し訳なさそうにある地味なパッケージの洗濯洗剤。無香料、無着色。

 

ある日のこと。僕はいつものように店の棚を眺め、地味なパッケージの洗濯洗剤を探していた。

 

「あれ?ないんだけど?」

 

どこを探しても無香料のそれは見当たらない。上から順番に見ていくも僕が欲しい地味な洗濯洗剤がないのだ。肩身が狭かったであろうそれはついに姿を消した。さて、どうしよう。妥協して「微香料フローラルの香り」を買うか。いや、ダメだ。そんな曖昧な香りに包まれてなるものか。できるだけ在庫を持たない僕は明日、洗濯するための洗剤がない状態。妥協はしない。明日は普通の石鹸で洗ってやる。

 

翌日。僕はそれを実行した。洗濯機に注ぎ込まれる水で固形石鹸を必死に溶かす。さすがに固形石鹸をそのまま洗濯機に放り込むわけにもいかない。注水が完了するもあまり泡立っている様子はない。汚れが酷い洗濯物でもないので問題はないだろう。結果、何の問題もなかったが、毎回固形石鹸をゴシゴシするのは手間だし、洗濯機の意味が半減する。

 

後日、別の店で買ったのがこれ。

 

プロの洗たく屋さん

 

プロの洗たく屋さん」という粉洗剤。界面活性剤ゼロらしい。なぜこれを選んだかというと先日読んだ有吉佐和子の小説「複合汚染」にクリーニング屋が使う粉洗剤がいちばん汚れが落ちるし環境にもやさしいって書いてあったから。だから、この粉洗剤を買ったのだが、なにせ高い。300グラムで950円もするのだ。試しに買ったはいいもののコスパはすこぶる悪いような気がする。実際、これを使ってみたのだが、どうということもない。ただ余計な香りがつかないってだけ。この洗剤がなくなるまでに、もっとコスパがよく環境にもやさしく無香料の洗剤を探さなければいいけない。そんな都合のいいものあるのだろうか。