ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

仕事の重圧、そしてメンタル崩壊

仕事

本社復帰に向けて上司からヒアリングを受けた。僕はこの記事にあるように我々自身が変わらなければいけないだろうということを伝えた。昨日、今日で急にかわれるはずもないが、気がついたらいいチームになっていたというのがベストだね。流れの早い今の時代にそんな悠長なことを言ってていいのかという問題もあるけれど。

 

その中でチーム内の後輩の話になった。その後輩はメンタルが崩壊しかけているらしい。もともとがピントがズレている人間で僕はあまり得意なタイプではなかった。「スイカの中身は何色ですか?」と聞けば「ピンク色ではありません」と答えるようなタイプなのだ。その後輩に全社システムの一部を任せたら、そのこと自体がプレッシャーになってしまったらしい。「僕はこんな仕事はできません。すぐにでも職場をかわりたい」とハッキリと言ったらしいのだ。ここ二、三ヶ月の間は彼は様子がおかしかったらしい。僕からすれば様子がおかしいのは彼のデフォルト。いつも通りだと思っていた。

 

彼とは以前に机を並べて仕事をしたことがある。いつ見てもパソコンの画面にはなにも表示されていない。そのくせため息をついてはうつむいている。「よし!」と気合を入れてはコーヒーカップを手にして休憩室に向かう。ある日などはスマホの画面をずっと眺めてはため息をついていた。画面に表示されているのは女性。恋煩いだろうか。バナナダイエットが流行った頃には彼は机の上にバナナを並べて仕事をしていた。時折、それを食べる。バナナを食べればやせると思っていたのだろうか。毎日一房のバナナを食べていた。机の中には養命酒らしきものが見えた。仕事中に薬草のニオイが漂ってきて僕は気分が悪かった。

 

メンタルが崩壊している人間を受け入れてくれる職場はそうそうないらしい。上司は必死に探しているのだが、どこも難色を示すらしい。そりゃそうだと思う。仕事ができない人間を引き取ってくださいというのだから。

 

その彼は結婚してからの老け込みようが凄かった。結婚ってのはふたりで幸せになりたいと思うからするもんじゃないのか。なのにどうしてそんなに一気に老け込んでしまったんだ。自分で選んだのではない道を歩んでいるのであれば、それは不幸なことだと思う。