ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

それでも景色がかわると気分転換になる

模様替え

なんとなく模様替えを行ってみた。きっかけはベッドの下の埃。毎日、雑巾で拭き掃除をしているのだがベッドの下までは手が届かない。無理に手を伸ばそうとすると吊ってしまってのちのち大変なことになる。結果、ベッドの下には誇りが溜まる。気にはなるが、気になって眠れぬほどでもない。

 

 

「たまにはベッドの下も掃除しとくかぁ」とベッドを大きく移動させた。それが模様替えのきっかけ。別に元の位置に戻さなくてもいいよなぁ。ベッドを90度回転させ、部屋の別の片隅においてみた。その場所においてあった机とパソコンは1.5メートルほど移動させて別の片隅へ。その場所においてあったオカヤドカリの水槽は別の部屋へ。

 

  

ここ数日、毎晩のように蚊が出現する。部屋をきっちり閉めていてもどこからか姿を現す。ほうっておくと夜眠れない。無防備な僕は絶好のエサとなる。眠い。痒い。眠い。痒い。夜中の蚊はほんとイライラする。

 

だからといって蚊取り線香を焚くわけにもいかない。オカヤドカリがいるから。人間にとってはなんてことない蚊取り線香の煙もオカヤドカリにとっては毒ガスみたいなものだろう。だから僕は蚊取り線香を焚かず、素手で蚊と戦っていた。だがそれにも疲れた。そう思ってオカヤドカリを別の部屋に移動させたのが昨夜のこと。これがなければ僕は部屋の模様替えをしようなんて発想にならなかったのかもしれない。そう、この模様替えは偶然ではなく必然だったのだ。ま、そんなおおげさなものじゃないけどね。

 

僕は掃除を終え、移動したベッドにごろりと寝転がってみた。いつもと少しだけ違う風景が見える。窓の外には桜の青葉。ほんの数ヶ月前までは薄紅の花びらで満開だったんだよなぁ。

 

ちなみに僕の模様替えはベッドの移動と机の移動だけで終わり。だってこれだけしかモノがないからさ。それでも景色がかわると気分転換になる。飽きてきたら少しだけ変えてみる。誰にも気づかれないように。それは僕だけの楽しみ。

 

僕は数日後には夏の部屋に引っ越すだろう。