ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

間に合わない!

遅刻

「しまった!仕事している場合じゃなかった」

 

僕は午後から半休をとって新幹線で出かけるつもりでいた。新幹線の出発時刻は13時20分。時計を見れば、わずかに10分前。駅はすぐ近くだから、急げばギリギリ間に合うかもしれない。だけども乗り遅れる可能性のほうが断然高い。

 

昼休みはゆっくり過ごして、13時に出かけるつもりでいた。昼休み中は昼寝をしていた。それが災いとなった。寝起きの頭は働かない。なんとなくいつものように過ごしてしまった。しかたがない。新幹線の予約時間を遅らせよう。スマホを手に操作するが、なぜだかうまくいかない。思い通りに動かないのだ。どうしてこんなときに限って。焦れば焦るほど状況は悪くなっていく。もうダメだ。予約変更すらできない。そこで場面は反転した。

 

夢だった。とてもリアルな夢だった。僕は自分だけのプレミアムフライデーのつもりで実際に週末に半休をとって出かける予定にしている。新幹線の出発時刻も夢と全く同じく13時20分。夢でよかったと一安心するものの、安心できない気持ちもある。正夢になりはしないだろうか。

 

僕は一度だけギリギリで新幹線に乗ったことがある。ホームのベルは鳴り響き、出発直前の新幹線に慌てて飛び乗った。乗った瞬間、扉は閉まった。駆け込み乗車してごめんなさい。遅れるわけにはいかなかった。逆に乗り過ごしたこともある。最終の新幹線での乗り過ごし。引き返す電車はすでになし。僕は翌日の始発で引き返すことになった。

 

 

今回のできごとを正夢にしない方法はただひとつ。昼休み昼寝をしない。そうすれば寝ぼけることもないだろう。せっかくのプレミアムな金曜日を台無しにしないようにしたい。