ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

人の罪を被ることは正義ではない。悪だ。

システム導入

この記事の続き。僕の前任者がいる部署へのシステム導入を行うことになった。前任者は野放しにされた猛獣。その猛獣に襲われないように僕は猛獣使い「マングース次長」を召喚した。

 

「いでよ、猛獣使い」

 

それに恐れをなしたのか今日の会議に猛獣は現れなかった。

 

マングース次長はSEとしての実績があるだけに質疑応答が的確だ。事前にどんなことを調べておくべきか。そんな下準備に関しても的確にアドバイスしてくれた。

 

それに対して僕の上司といったら。いきあたりばったりの性格だから事前準備なんてするはずもない。SEとしての実績もないのでアドバイスもどこかぼんやりとしている。当たり障りはなく「おっしゃることはごもっともですが、だからどうだというのですか?」と感じる発言が目立つ。そんな抽象的なあるべき論はどうでもよくて、僕らは今、このジョブを具体的に検討し、前に進めたいのだ。

 

僕のチームには僕の上司やマングース次長よりもさらに上にリーダーがいる。そのリーダーとはじめて先週、お話をした。周囲から聞こえてくるリーダーの評判は決していいものではなかったが、僕が直接、接した感じでは悪い人ではないように思えた。

 

「実はマングース次長をきみたちの実質の上司にしようかと思っているんだ」

 

なんというタイミング。僕はこのプロジェクトに関しては自らマングース次長に上司役をお願いした。それが偶然にもリーダーの思いと一致していたようだ。この件に関してはグループ員は誰も知らないはず。多分、反対するだろうと思う。だけども僕がこのプロジェクトでマングース次長とうまく関係性を保てたらグループ員はそこまで反対はしないかもしれない。

 

今の上司は人がよすぎた。失敗しても誰も悪くないという。「僕が悪者になればいいんだから」となき罪を背負う。それじゃ失敗を繰り返すだけだよ。失敗をした人が自ら反省し、その原因を考える。そうしないと人は成長しない。人の罪を被ることは正義ではない。悪だ。我が子が罪を犯したからってその罪を親が被ってすむ問題ではなかろう?

 

 

それに比べてマングース次長はダメなものはダメだとはっきりいう。それが時として敵を作る。頑固にもみえるが、理不尽なことをいう人ではない。こちらが仁義を通せばそれに答えてくれる。

 

一長一短あるが僕にはマングース次長のやり方があっているように思う。吉とでるか凶とでるか。