ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

赤いリュックサックの謎

漫画家たちの戦争

昨日も記事を更新しようと思ったんだけど、途中まで書いてやめた。どうにも気が乗らなかった。今日も実は気が乗っていない。これは暑さのせいだと思う。もしくは台風のせい。

 

今日、記事を更新しなければ三日間の空白となる。それが当たり前になってくるとブログを更新すること自体が次第に億劫になる。それは避けたい。だからこうやって無理やりにでも記事を書いているわけだ。

 

暑いと細かい文字を読む気にもなれず、僕は図書館ではじめて漫画を借りた。「漫画家たちの戦争」という本。戦争を体験した漫画家たちが思いを込めて書いた作品がずらりと並んでいる。内容はもちろん戦争に関するもの。手塚治虫の「ブラックジャック」や「ドラえもん」も掲載されている。

 

出征と疎開そして戦後 」と題された一冊には「蛍の墓」や「この世界の片隅に」も掲載されている。どちらも映画では観たことはあるが、漫画という形でみたのははじめてだ。

 

「蛍の墓」は20ページと短い。最後の節子の場面はやっぱり悲しい。

 

蛍の墓

 

「この世界の片隅に」はお姉さんが離縁して実家に帰ってくるところで物語は終わっているので、一部のみ掲載されているのだと思う。のほほんとした雰囲気は漫画も映画も変わらない。すずの声を演じたのんさんの声が蘇ってくる。

 

この世界の片隅に

 

この本の中で印象に残っているのが、巴里夫という人の作品。 薄ら寒さを感じる。

 

疎開っ子数え唄

 

「疎開っ子数え唄」という作品の中では東京大空襲で母親を亡くしたことを知った子どもが最後に精神崩壊してしまう。「赤いリュックサック」という作品では富士山のふもとにある赤いリュックサックを背負ったお地蔵様の悲劇が書かれている。薄ら寒さの向こうにあるのは戦争の悲劇。こんなことが現実にあっただなんて想像もできない。