ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

不足の夏

本

夏の暑い時期に細かい文字を読みたくないからと、図書館で漫画を借りて読んでいたのは七月の終わりのこと。ぼくはしばらく活字から遠ざかっていた。するとどうだろう。文字を頭の中に入れたくて仕方がなかった。ブログなどは読んでいたが、それと本とはなにかが違う。本に印刷された文字が一文字ずつ剥がれていって、僕の頭の中にスルスルと吸い込まれていく。そんなおかしな想像をここ数日していた。文字が欲しい。文字が欲しいぞよ。

 

 

ここ数日の環境には本がなかった。本屋に行けば本は沢山並んでいる。それを買って読むことは可能だが、本を一冊手に入れて、それを読み終わったときのことを考えると買えない。その本をどうしたらいいだろう。二度と読み直すことはないであろう本。古本屋に売る手続きも面倒くさい。無料でいいから引き取って欲しいのだけど、そういうわけにもいかないらしい。読み終えた本をゴミ箱に捨てるだなんて、そんな鬼みたいなことはできない。一冊買ったら手放すことができなくなる。そんなことを考えると本一冊すら変えないのだ。結果、文字が欲しくてたまらない。

 

僕はここ数日、外食の日々が続いていた。外食が増えると野菜が不足する。店で出されるキャベツの千切りは漂白剤が気になって仕方がない。いつまでたっても新鮮なままのコンビニのサラダなんて買えない。野菜不足ってだけで、なんだか体調がよろしくない気がする。テレビをみていると僕と同じく、野菜をとることの大切さを訴えている人がいた。ドキュメンタリー番組だろうか。意識して生野菜を食べる。だけども外食が続くとどうしても野菜不足になりがち。そんなときにこれ!青汁は最強の友達さ!なんだ、青汁の宣伝かよ。最近の宣伝は手が込んでいるんだな。すっかり騙されてしまった。青汁なんて絶対買わない。それだったら、道端に生えてる草をむしって食べてやるさ。

 

ウソです。