ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

時が止まる

松下電工株式会社

単三の乾電池が余っていた。先日買ったプロジェクターで昔撮りためていたブルーレイレコーダーを観ようと思ったのだが、リモコンが動かない。きっと電池切れだろうと思って単三電池を新しく買ってセットしてみたのだが、それでも動かない。リモコン自体がやられてしまったのだろう。古い乾電池から液漏れしてたしなぁ。みなさん、使わない家電からは乾電池を抜き取っておきましょう。

 

僕が持っていたブルーレイレコーダーは本体からだと再生と停止くらいしかできない。早送りや巻き戻し、番組選択などはリモコンからしかできないのだ。なんと不便なこと。替えのリモコンを買おうかと思ったが、安いものでも二千円くらいする。そこまでしてみたい番組でもないしなぁ。とりあえず再生はできるし。本当にリモコンが壊れてしまったのかもわからないし。ただ、リモコンが動かないっていうだけ。その状態を世間では「壊れている」っていうのだろうけれど。

 

時を同じくして時計が止まった。この時計に使われているのも単三の電池。なんてタイミングがいいんだ。リモコン用に買った乾電池は結局、使われないままか、なんて思っていたら時計が止まるだなんて。早速、乾電池を入れ替える。が動かない。新品の乾電池だからそれが悪いなんてことはありえない。ということは時計が壊れたか。僕の家で唯一の時計が。まあ、古いものだしな。

 

松下電工株式会社

 

時計の裏をみると「松下電工株式会社」の表示がある。ネットで調べてみると、この会社名が使われていたのは昭和二十年頃かららしい。ただこの名前がいつまで使われていたのかはわからない。いずれにしろこの時計は相当古いもののはず。何十年も時を刻んできたに違いない。それが止まった。かといって、このまま捨ててしまうのも躊躇われる。とりあえず分解してみようか。元に戻せなくなってしまう可能性は大だけれど。