ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

雨の日に外を眺める

雨

僕は雨の日に外を眺めるのが好きです。何時間でも眺めていられそうだけど、そんなにヒマじゃないから実際には五分くらいしか眺めることはありません。そのうち雨はやみますし。そのうち、また雨の日はやってきますし。

 

全てを洗い流してくれるあの感覚。悲しいことがあったときのよう。泣けばすっきりします。すこしだけ気持ちがリセットされる。雨上がりに虹なんてみえやしないんですけど。

 

どしゃぶりはいけません。必要なものまで洗い流してしまうから。そこに残るのは無残な風景。どしゃぶりのように泣きたいことなんて最近はなくって、その程度の生活です。

 

雨の日には暑さは和らぎますし、視界から人々を消し去ってくれます。色とりどりの傘の下にいるのが人だなんて保証はない。晴れの日に歩いているのも人なんだかどうか。

 

緑の傘の下にいるものがカエルだったらどうでしょう。きっと、ほほえましいですね。あなたは今、かわいらしいアマガエルを想像しました。ゲコゲコと鳴くヒキガエルだったらどうですか?

傘

雨の日には遠くの景色はボンヤリとします。近くの景色ははっきり見えます。その緑の鮮やかなことといったら。緑たちが喜んでいるよう。

 

そして僕も喜びます。だって、僕は雨の日に外を眺めるのが好きだから。