ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

数が多ければ日割り計算してみるといい

電卓

今の仕事のメインはシステムの移行。データの整理整頓みたいなものだ。だから、ただ黙ってひたすらデータとにらめっこする。キミはこっち、アナタはあっちと整理をしていく。僕はこういった作業が苦にならない。苦手な人は苦になる作業だと思う。

 

「まずはデータの整理から行いましょう」

 

僕はシステム構築をするときには、まずこう提案する。混沌としたデータを元に作業を開始したところで混乱することは目に見えているからだ。

 

「とりあえず全部、移行してください」

 

なにも考えずにこう指示してくる人は非常に多い。考える気がない。どこから手をつけていいのだかわからない。ようするに整理整頓することが苦なのだと思う。この人の家はきっとモノで溢れている。

 

100万件のデータをひとつひとつ確認してくださいって言われたら僕だって困る。でも僕が扱っているデータ数は数千件という単位。3000件のデータがあったとしても一日100件ずつ確認していったら一ヶ月で終わる計算だ。「一日たったの30円で健康になれます!」といううたい文句と一緒。

 

「でも、結構な数のデータがありますよ。それを整理するのは・・・」

 

なんて渋るから「具体的にはどのくらいのデータがあるのですか?」と問うと、たったの600件だという。「大変」という感覚は人によって違うから具体的な数値として確認することは大切だと思っている。

 

データ整理なんて作業は地味な作業でそれをやったからといってどうということはない。ただ、やらないとそのうち手をつけられなくなる。ゴミ屋敷同然になる。そうなれば高い費用を払って業者にお願いするか、溜め息をつきながら身も心もすり減らしながら作業することになる。

 

少しずつ整理していって、それが理想とする形になったときの達成感。それは僕にしか味わえない。