ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

秋の味覚の週末に

渋皮煮

今週末にようやく栗の渋皮煮を作ることができた。ここ数年の恒例行事である。母親が作っていたのをなんとなく真似てみたら意外とうまくできた。人にも食べさせると「あら、美味しい」なんてみんなが褒めてくれたので、それ以来調子に乗ってつくっている。さて、今年は誰に食べさせようか。

 

  

人は栗の皮を剥くのが面倒だというが、渋皮まで剥かなくていいのだし、なにも考えずにひたすら皮むきをすればいいだけのことだから、面倒だと思ったことはない。むしろ頭の中をからっぽにできるので作業が終わったらスッキリする感じがある。

 

時間がとれる週末が今週までなかったら、ヒマをみつけては鬼皮だけ剥いて冷凍しておいた。冷凍から渋皮煮をつくったことなんてなかったから、少し心配だった。

 

渋皮煮のポイントは渋皮を傷つけないこと。冷凍から直接煮たのでは渋皮が破れてしまう恐れがある。僕は前日に冷凍しておいた栗を冷凍庫にうつし解凍した。それでも少し凍っているようだったが「ま、いっか」と思い、そのまま煮た。それがよくなかったようで、重曹を入れて煮ている間に1/4くらいは破れてしまった。

 

どうにもならないくらい崩れた栗は渋皮を取り除いて砂糖をまぶし、栗きんとん風にした。栗きんとんにしては茶色すぎるが、まあいい。

 

崩れはしたものの、なんとか原型をとどめいている栗と崩れなかった栗を別々にわけて、砂糖で煮た。煮汁がにごると保存が難しいからだ。崩れたもののほうから先に食べる。

 

梨

 

写真の右にあるのは梨をワインと砂糖で煮たものをヨーグルトにかけたものだ。梨が好きでよく買っているのだが、梨の季節も終わりとみえ、買ったばかりの梨でもシャキシャキ感がなく、そのままで食べるのは「うーん」という感じだった。

 

偶然にも買ったばかりの白ワインがあったので、それでグツグツ煮てみた。こういったものにも料理名があるのだろうけど、よくわからない。砂糖控えめにしたので、甘さは感じないものの、しっかりとワインの風味が効いていて我ながら美味しくできた。

 

梨

 

一部は凍らせてシャーベットっぽくしたら美味しかった。ナイスアイデア! 


まさに味覚の秋の週末だった。冷凍してある渋皮が残り半分ある。今度は全員立派な渋皮煮としてデビューさせてあげたい。