ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のそれとは・・・

IT

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は公開前から気になっていた映画のひとつ。ようやく今週になってみれた。僕はこの映画を心理的なコワサからせめてくる映画だと思っていたが、そうではなかった。見た目の怖さはB級映画。あとはとにかく音で驚かせる。心臓に悪い。

 

R15なのに場内にはその年齢前後の人たちが大勢。もっと大人層の人たちが多いものだとばかり思っていた。

 


この記事でも書いたのだけど僕はピエロが大の苦手だ。それは子どものころに殺人ピエロの映画を見て、それ以降トラウマっぽくなっているのだ。それなのにこの映画をみたいだなんて。大人になったものだ。

 

大人になると子どものころに怖いと思っていたたいていのものは怖くなくなる。幽霊や妖怪といった類のもの。学校の先生。死さえも怖さは半減している。そして、ピエロもしかり。相変わらず薄気味の悪さは感じるものの怖いということはなくなった。

 

怖さというのは一度気になりだすと見る見る間に肥大化していく。カーテンの隙間。部屋にひとりなのに人の視線を感じるなど。得体の知れない恐怖に包まれ、もうどうにもならなくなる。怯えれば怯えるほどそれは大きくなる。

 

そういう意味では心理的な怖さの映画なんだけど、見せ方がね、B級だよね。久しぶりにこういう映画を映画館で観て、それはそれでよかったと思っている。